正规的足球购彩app

图片

グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



特別講義「子どもの身体活動と発育発達の文化的多様性」(対象:本学学生?教職員)


ホーム >  イベント >  特別講義「子どもの身体活動と発育発達の文化的多様性」(対象:本学学生?教職員)

開催概要

21世紀以降、子どもの身体不活動が世界的な課題として認識されています。
WHOはこの問題への対策として、5歳?17歳の子どもに対し、一日に最低60分以上の中強度から高強度の身体活動を推奨しています。
一方で、近年の身体活動量研究では、調査対象が西洋から非西洋、都市部から農村部へ拡大され、データ精度の向上とともに国際的な比較研究が盛んになり、地域間の身体活動量の相違が明らかになってきました。特にアフリカの独自の生業文化を持つ小規模社会の子どもは、WHOが推奨する身体活動量をはるかに超えていることが多く報告されており、こうした地域における基準値の妥当性に疑問が呈されています。そのため、子どもの身体活動量を文化的発達と関連づけて理解することが求められています。

この講義では、こうした身体活動に関する研究や政策動向を紹介したうえで、日本とマサイ社会を含むケニアの子どもの身体活動量の差異を取り上げ、人類学と隣接分野の連携による最新の研究成果から、地域差を生み出す環境的?社会的要因を考察します。

対面での開催です。お申込み等は不要です。お気軽にご参加ください。

日時

2025年6月4日(水曜日) 9時00分?10時30分

場所

草薙キャンパス 国際関係学部棟1階 3108講義室

対象

本学学生?教職員

講演者プロフィール

専門は生態人類学?子ども人類学で、特に東アフリカの牧畜社会(主としてマサイ社会)において、子どもの労働?遊び参加を通じた経験的学習および文化的発達を研究しています。これまでに、子どもと自然環境の相互作用、在来知識の伝承過程、子どもの社会参加と身体活動量の関連性などを、量的?質的調査を融合した手法で検討してきました。近年では、スポーツ人類学やスポーツ史にも着手し、マサイ社会における身体文化と健康概念、および伝統的な身体運動の現代的活用に関する課題を検討しています。大学では、身体文化論、スポーツ文化論、体育史?スポーツ人類学演習などを担当しています。

お問い合わせ


正规的足球购彩app

PC表示